AAAS年次大会、最終日となりました。
今日は、ほとんどのプログラムが午前中で終わります。
朝の血圧、良好。脈拍は私にしてはやや頻脈気味。
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プレスルームに置いておいたSaveMLAKのマグネットと資料、余ってました。
例年、45個程度をAAAS年会で配布し、残りは訪問する困窮者支援NPOや現地在住の日本人の方への手土産にしています。
毎年、その45個がせめて4日目の日曜日までもち、その日にハケるように配分と配置に苦労しています。
最終日の5日目にこれだけ余っていたのは初めてです。
資料にマグネットを貼り付けておいたため持って行かれにくかったのか、それとも東日本大震災がもう関心を惹かなくなっているのか。
プレスルーム(仕事部屋とお茶部屋があるのですが、お茶部屋の方)にいた4人ほどのジャーナリストに手渡し、プレスコーナーのスタッフに「今回もお世話になりました」とお礼かたがた手渡すなどしました。
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資料置き場にあったパンフレット。
カナダの大学が、このAAAS年次大会向けに作成して配布していたものです。
そこまでする価値がある、と認めている世界大会なんです。
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この大会に来ていた、旧知の日本の大手新聞の記者(米国駐在)に聞いた話ですが、WHOの日本人高官が、一泊二日でスピーチに来ていたとのこと。
「そこまでする価値のある大会に来てるんですよねえ、私たち」
と互いにニッコリしたり、など。

プレスルームの仕事部屋の方は、こんな感じ。
静粛で、みんな集中して仕事しています。少しはおしゃべりもしますが。
最終日なので、あまり人がいませんけれども、土曜日・日曜日はほとんど満杯になります。
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プリンターが設置されていて、無料で(といっても常識の範囲で)使えます。
これのおかげで、日本から配布資料を運ばずに済むし、配布資料や名刺が足りなくなった時にすぐ「現地調達」できます。
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講演者のバックグラウンドなど、記事を書くための詳細な情報が欲しい場合は、この「プレス・リソース・センター」に尋ねます。ライブラリアンがいて調べ物を助けてくださいますが、この時は不在でした。
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科学政策に関するセッションを2つハシゴ。
これは、お昼から夕方にかけて開催された、科学技術政策を志す若い人のためのワークショップの様子です。
最初の方だけ聴いておいとましました。
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会場の一つとなったホテル・マリオットの、飲料水コーナー。
米国の高級ホテルでは、飲料水コーナーにフルーツ入りの水が置いてあるのが通例です。
右側はレモン水。これはまあ普通でしょう。
左側はズッキーニ水。「え?」と思ったんですが、イケました。中国では、冬瓜のワタの絞り汁を「涼水」と呼んで処暑に重宝すると聞いたことがあります。そんな感じ。夏にウチでも試してみたいです。もちろんズッキーニは食事に再利用して。
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ホテル内の売店で、おみやげに買ったミントタブレット。
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自分の泊まっているホテルに戻って、昼ごはん。
翌日はホテルを移動するので、今日のミッションは冷蔵庫のサルベージ。
左下の紫色の小さいジャガイモ、塩茹でしただけで本当においしかったです。
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茹でジャガイモ、イワシのトマト煮(缶詰)、良く浸かったブロッコリー茎のピクルス。
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昼寝し、3時ごろ行動開始。
まず、近くにあったTechShopを訪問。
ハンダゴテからミシンから旋盤から溶接機から、「ものづくりに必要なものは何でもある会員制ワークショップです。
小学校に入る前からハンダゴテ握ってた私にとって、心から魅力を感じる場所。
東京に新規開店の予定があるということ。待ってます……でも、きっとそこで、「女性の障害者なのに頑張る」「女性の障害者のくせに来てる」といった視線から、私は自由になれないでしょう。
日本にある以上、メインのお客さんは日本人なんですから。
「自分には、平日の午前中とか午後速い時間に、さっと行って最小限の時間だけ作業して、さっと帰るような利用の仕方しかできないだろうな」
と思います。
「ウチにせっかく電動工具など一式揃ってるんだから、ウチの中で作業できるように環境整備するほうがいいのかなあ、自分にとっては」
とか考えながら、サンノゼのTechShopで心から「wktk」しました。

おかーさんが技術教育の先生だったころ、家の中でハンダゴテをはじめとする工具が使われるのを目の前で見ていた故・悠(1998-2013)も一緒に記念撮影。
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お店の方に撮っていただいた写真。このワクワクテカテカした顔を見てください。
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TechShopで、あまりにもwktkきゃっふきゃっふしまくってしまいました。1時間以上は案内してもらってキャーキャー騒いでいたと思います。
この後、キング牧師記念図書館(米国では「キング博士」が一般的で、図書館名もそうなっていますが、日本では「キング牧師」の方が一般的なので、こう表記しておきます)へ。
30分ほど展示物をチラ見して、トイレに寄ったところ、多目的トイレの中におむつ替え台が用意してあり(米国では結構珍しい)、可愛いゾウさんのイラストが。
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そして日本食レストラン「BlueFin」へ。
岡田小枝子さん(2月15日の日記参照)が行かれて、
「面白かった、美味しかった!」
とのことだったので、お安くはなさそうですが、行ってみることにしました。

熱燗とお通し(勝手に出てくるわけではなく注文します。もちろん有料)。
お通し(shooter)は10種類近くあります。一番安いもの(4ドル)を選びました。
小粒で味の濃い生牡蠣2個、うずらの卵(生)1個が、ニンニク唐辛子風味のポン酢に浸かっており、上にトビッコと青ネギがトッピングされています。
ものすごーく気に入りました!
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さて。本題はカリフォルニアロール。
あまりにもバラエティ豊か、かつ味の想像もつかないものばかりで、悩みます。
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まずは、ソフトシェルクラブの素揚げ(だと思う)とレタス・ピクルスを巻いた「スパイダーロール」を。
美味でありました。
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ついで、ウナギマカデミアロール(左、鰻・マンゴー・マカデミアナッツ)と、カニ肉・アボカド・レタス・カシューナッツの巻物(右・名前失念)を。
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私は右側のカニ肉・アボカド・カシューナッツ・レタスの巻物が、大変気に入りました。
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ウナギマカデミアロールは、お店の自慢料理ということです。
美味ではあったんですが、日本酒に合う感じではなかったです。ギネスのようなビールか赤ワインの友かなあ?
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ワサビたっぷり乗せて、日本酒に合わせました。
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税・サービス料・チップも込みで、日本円で8000円くらい。
ま、たまにはいっか……。
ごちそうさまでした!
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スーパーで買い物してホテルに戻り、翌朝のホテル移動に備えて荷物をパッキングし、大汗をかき、シャワーを浴び、さらに飲んだくれは続くのでした。
右側の紙パックは、500ccくらいで3~5ドル程度の赤ワイン。スーパーで普通に売られています。
極端に「旨い」ということはありませんが、極端なハズレもなく、私には充分に楽しめました。
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翌朝は7時にホテルを出て、これから2泊するホテルに移動。9時から取材。
午前1時には寝たんじゃないかと思います。