漫画家のさいきまこさんの単行本「陽のあたる家 ~ 生活保護に支えられて ~」が、来る2013年12月16日に刊行されます。
さいきさんの長年にわたる精力的な取材をはじめとする活動が、単行本という形で結実したことを、心よりお祝い申し上げます。
この書影をクリックすると、Amazonの商品ページに飛び、なおかつ私にちょっとだけ紹介料が入ります。
でも出来れば、リアル書店へのご注文・お買い上げをお願いします。増刷かかりやすくなりますので。

「陽のあたる家」は、夫婦と子ども二人、慎ましくも楽しい毎日を送っていた一家が、夫の急病をきっかけに経済的困窮に陥り、再起への光を見出すまでの家族愛の物語です。
末尾のヒロインのモノローグ
「誰もがお互いの一生懸命を どうか認め合えますように
どうか誰もが 光の中で生きていけますように」
に込められたさいきさんの思いが、素直に心に落ちる素晴らしい絵とストーリー展開です。
最初、表紙と背表紙にある「マンガで分かる生活保護」という文字に「むむむ?」と思いました。
正直なところ、「なくもがな」という気がします。
しかし、そんなことが全く気にならないほど、のめり込んで読むことができました。
連載時には気づかなかった細かい描写の一つ一つから、さいきさんの「伝えたい」という思いが伝わってきます。
ストーリー、本作品へのさいきさんの思いについては、拙記事
読めば貧困・生活保護が他人事ではなくなる!? マンガで生活保護を描く、さいきまこ氏の思い
もご参照ください。さいきさんへのインタビュー記事です。
そして、単行本書きおろし「屋根のない家」も素晴らしいのです。
たった12ページの作品ですが、「陽のあたる家」の一家の長女である中学生の美羽の視点を通して、ホームレスになるということ・野宿者であるということ・世間の偏見が淡々と、しかし端的に理解できるように描かれた作品となっています。
この「屋根のない家」のためだけにでも、購入する価値があるコミック単行本だと思います。
どうか、この素晴らしい作品が、多くの方に長く読み継がれますように。
以下、アフィリエイトです。
さいきさんも参加されている生活保護の手引書です。
生活保護に限らず、困りごとや「生きづらさ」を抱えている方にお勧めします。
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「陽のあたる家」は、夫婦と子ども二人、慎ましくも楽しい毎日を送っていた一家が、夫の急病をきっかけに経済的困窮に陥り、再起への光を見出すまでの家族愛の物語です。
末尾のヒロインのモノローグ
「誰もがお互いの一生懸命を どうか認め合えますように
どうか誰もが 光の中で生きていけますように」
に込められたさいきさんの思いが、素直に心に落ちる素晴らしい絵とストーリー展開です。
最初、表紙と背表紙にある「マンガで分かる生活保護」という文字に「むむむ?」と思いました。
正直なところ、「なくもがな」という気がします。
しかし、そんなことが全く気にならないほど、のめり込んで読むことができました。
連載時には気づかなかった細かい描写の一つ一つから、さいきさんの「伝えたい」という思いが伝わってきます。
ストーリー、本作品へのさいきさんの思いについては、拙記事
読めば貧困・生活保護が他人事ではなくなる!? マンガで生活保護を描く、さいきまこ氏の思い
もご参照ください。さいきさんへのインタビュー記事です。
そして、単行本書きおろし「屋根のない家」も素晴らしいのです。
たった12ページの作品ですが、「陽のあたる家」の一家の長女である中学生の美羽の視点を通して、ホームレスになるということ・野宿者であるということ・世間の偏見が淡々と、しかし端的に理解できるように描かれた作品となっています。
この「屋根のない家」のためだけにでも、購入する価値があるコミック単行本だと思います。
どうか、この素晴らしい作品が、多くの方に長く読み継がれますように。
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