みわよしこのなんでもブログ : 英語

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ライター・みわよしこのブログ。猫話、料理の話、車椅子での日常悲喜こもごも、時には真面目な記事も。アフィリエイトの実験場として割り切り、テーマは限定しません。


英語

[落ちこぼれの実戦英語]私、こんなふうに英文書いてます

Google翻訳は、英文を書くワープロソフト代わりにも便利に使えます。
私がふだん、ネット環境で英文を書いているときの様子を紹介します。

まず、深く考えずに、リアルタイム翻訳機能で結果を見ながら、英文にしたい日本語を書いてみます。

1

翻訳された英文を日本語訳させてみます。笑えます。

2

学術報告風にしてみますかね。
まずは、誰が何をするのかはっきりさせます。
「何に対して」は後からで大丈夫。英語という言語そのものが、そういうふうに出来ていますから。

3

ぱっと出てこない単語は、Google先生に出してもらいます。
「狸」「睾丸」だけではなく、「振り子」もぱっとは出てこないし、「周期運動」のスペルもあやふや。
Google先生に教えてもらって、大いにラクします。
ただし、あとで用例を「英辞郎 on the Web」で確認したり、用語を定評ある辞書で確認することは……できればやります、必要ならやります……。

もちろん、そういうことは非常に大切なのですが、落ちこぼれにとっては、まずは構えずに英文書けることが大切です!(開き直り)

4
Google先生の作ってくれた英文を日本語にリアルタイム翻訳しながら、自分の言いたいことが伝わるらしい英文を作っていきます。

5

Gingerで文法を確認。単数複数、けっこう間違えます。

6

Gingerにチェックしてもらった英文を、Google先生に日本語訳してもらいます。
7

ま、こんなことを誇り高く報告する必要もないと思いますけどね。

以下、アフィリエイト。

 

[落ちこぼれの実践英語]英語で発信するためのWeb翻訳使い倒し術(後編・長文注意)

本エントリーは、
猫と食事と西荻窪、ときどき旅する車椅子:
[落ちこぼれの実践英語]英語で発信するためのWeb翻訳使い倒し術(前編・長文注意)

に続く後編です。 


  • Google先生に構文の誤解を教えてあげました ~ 主語・主体、時間の前後関係、事実か仮定か 

まず
高級牛肉ステーキだと思って高い代金を払って有難く食べていたものが「実は豚のクズ肉でした」では耐えられない。



高級ビーフステーキが、私はそれは高い代償を払う感謝し、「実際に豚の屑肉だった」耐えられない食べていたと思いました。

とされてしまうにあたり、何がどう誤解されているのでしょうか?

英語には必ず主語があります。
日本語では主語が出てこない場合もあります。元の文章には「耐えられない」のは誰なのかが明記されていません。
Google先生は懸命に推測を試みました。その結果、高級ビーフステーキが「耐えられない食べていたと思いました」ということにされてしまいました。

違いますよね? 
大枚はたいて豚のクズ肉を食わされたのは自分ですよね? 
食べたときは高級牛肉ステーキだと思ってたんですよね? 
あとで豚クズ肉と分かって激おこプンプンなんですよね? 
しかし、実際に起こったことではなく、仮定の話なんですよね?
それが分かるように、元の文章を書き換えます。
もしも、私が高級牛肉ステーキだと思って高い代金を払って食べた肉が、後で「その肉は実は豚のクズ肉でした」と判明したら、私は耐えられないだろう。

Google先生、英訳してくださいな。
ここまでしつこく教えたら、主語・主体がどれか、時間の前後関係はどうなのか、事実か仮定か、わかってくれますかね?
If, meat that I ate paying a high price I think the luxury beef steak, if found to later "The meat was actually debris meat of pig", I would not stand.

では、日本語訳してくださいな、Google先生。

場合、私は高級ビーフステーキを考えて高い価格を支払って食べた肉は、後述の「肉は、実際に豚の破片の肉だった」に見つかった場合、私は耐えられないだろう。

日本語としては笑えますが、少なくとも誤解はされていないらしいと思われる状態になりました。

  • Google先生の他の誤解もただしてあげました 

次のダメダメだった箇所は
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に仕入れ価格を値切られたら、どうだろうか? 同様に、たまったものではないだろう。

です。
日本語を、Google先生にご理解いただけるように書き換えてみます。
次に、もしも物価指数が偽装されたと仮定したら、その時、何が起こるだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされたら、何が起こるだろうか? 購買者に値下げを要求されるかもしれない。食品偽装と同様に、あなたは耐えられないだろう。

はい、英訳してくださいな。
Then, if you assume that If price index has been disguised, at that time, what would happen? But in fact it is going on inflation, when you are in that deflation is happening, what is going to happen? You may be required to price cuts to buyers. As well as the food impersonation, you will not stand.


はい、その英訳を日本語訳してくださいな。
(以下、引用のフォーマットが上と変わってしまっています。あとで直します……時間あったら)

そして、あなたがもし物価指数がどうなるのか、その時点で、変装されていることを前提としたら? しかし、実際には、あなたが起こっていることデフレにあるとき、何が起こるために起こっている、インフレが起こっているの?あなたはバイヤーに価格の引き下げに必要になることがあります。 同様に、食品偽装など、あなたは耐えられないだろう。


かなり頭の痛くなる日本語です。特に最後の「食品偽装など」がイミフです。
しかし英文のほうは、元の日本語の意味が反映されたマトモな文章になっています。 特に 「購買者に値下げを要求されるかもしれない」の主体が「あなた」と推測されているところなど、お見事です、Google先生。

では、最後のパラグラフ、行ってみましょう。
誤解されなかった部分を含め、Google先生にご理解いただきやすいよう、書き換えてみます。

書き換え前

物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省は生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。


書き換え後

物価指数の偽装は、実際に行われている可能性がある。2013年、厚生労働省は、「生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入する」と表明し、「約5%のデフレ」という事実を主張した。そして厚生労働省は、前記のデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストとして活動している白井康彦は「厚生労働省が物価指数を偽装した」という激しい批判を表明している。


Google先生による英訳

Impersonation of the price index, there is a possibility that is actually performed. 2013, Ministry of Health, Labour and Welfare stated that "the introduction of its own price index for welfare recipients", insisted the fact that "about 5% of deflation." And Ministry of Health, Labour and Welfare, as the reason for the deflation, lowered the life protection standards. Yasuhiko Shirai who are active as a journalist have expressed fierce criticism that "the Ministry of Health, Labour and Welfare has disguised the price index."


生活保護基準が "the life protection standards" とされています。英語圏での表現として本当にこれでいいのかどうか、気になるなら、ちゃんと調べておいたほうがいいかもしれません。しかし日本人感覚では、ギクっとするほど、言いたいことを表現してくれている訳です。

さて、Google先生による英訳を、Google先生が日本語訳したら、どうでしょう?

物価指数の偽装は、実際に行われる可能性があります。 2013年、厚生労働省は「福祉受給者のための独自の物価指数の導入は」、その事実を主張していることを「デフレの約5%を。」述べましたそして、厚生労働省は、デフレの原因として、生活保護基準を下げました。ジャーナリストとして活性である安彦白井こと激しい批判表明している「厚生労働省は、物価指数を偽装しています。」 

若干の頭痛はしますが、少なくとも大きな誤解はされていないようすです。

  • 何をして、どうなったか、まとめてみた 

そもそもの日本語文章 


食材偽装問題が、ときどき世の中を騒がせる大きなスキャンダルとなっている。毛ガニだと思って大枚はたいて有難く食べていたものが「実はカニカマでした」では、たまったものではない。
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に仕入れ価格を値切られたら、どうだろうか? 同様に、たまったものではないだろう。
物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省は「生活扶助相当CPI」という独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。


「これは明らかにGoogle先生には無理だろう」を書き換えた日本語文章

食材偽装問題が、ときどき世の中を騒がせる大きなスキャンダルとなっている。高級牛肉ステーキだと思って大枚はたいて有難く食べていたものが「実は豚のクズ肉でした」では、たまったものではない。
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に仕入れ価格を値切られたら、どうだろうか? 同様に、たまったものではないだろう。
物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省は生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。


最終的にGoogle先生が誤解なく英訳できたようすの日本語文章

ときどき、食材偽装問題が大きなスキャンダルとなっている。もしも、私が高級牛肉ステーキだと思って高い代金を払って食べた肉が、後で「その肉は実は豚のクズ肉でした」でと判明したら、私は耐えられないだろう.。
次に、もしも物価指数が偽装されたと仮定したら、その時、何が起こるだろうか? 実際にはインフレが起こっているにもかかわらず「デフレが起こっている」という噂が社会に信じられていると仮定しよう。購買者に値下げを要求されるかもしれない。食品偽装と同様に、あなたは耐えられないだろう。
物価指数の偽装は、実際に行われている可能性がある。2013年、厚生労働省は、「生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入する」と表明し、「約5%のデフレ」という事実を主張した。そして厚生労働省は、前記のデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストとして活動している白井康彦は「厚生労働省が物価指数を偽装した」という激しい批判を表明している。 


最終的な英訳

Sometimes, food impersonation problem has become a major scandal. If, meat that I ate paying a high price I think the luxury beef steak, if found to later "The meat was actually debris meat of pig", I would not stand.
Then, if you assume that If price index has been disguised, at that time, what would happen? In fact, let us assume that rumor that in spite of the fact that going on inflation, "deflation is happening" is believed to society. You may be required to price cuts to buyers. As well as the food impersonation, you will not stand.
Impersonation of the price index, there is a possibility that is actually performed. 2013, Ministry of Health, Labour and Welfare stated that "the introduction of its own price index for welfare recipients", insisted the fact that "about 5% of deflation." And Ministry of Health, Labour and Welfare, as the reason for the deflation, lowered the life protection standards. Yasuhiko Shirai who are active as a journalist have expressed fierce criticism that "the Ministry of Health, Labour and Welfare has disguised the price index."

細かいことを言い出すとキリありませんが、「ま、いっか」ではあります。
「ま、いっか」の英文で世界に発信できれば、充分ではありませんか?
「世界から見たら、ないのと同じ」が「世界から見て、確かに、ある」になるんですから。

以下、アフィリエイト。

 

[落ちこぼれの実践英語]英語で発信するためのWeb翻訳使い倒し術(前編・長文注意)

本記事では、中学英語の内容を「ん、言われてみれば、そんなこと教わったような記憶が、おぼろげに」程度にでも覚えている方が、「Google翻訳」などのWeb翻訳システムを使って英語での発信を行えるように、という意図でまとめたものです。
その方々は私よりもずっとマシなんですよ。なにしろ私は中3~高3と英語で落ちこぼれていまして、その期間の学校英語の知識が、まるっと抜けたままなんですから。


  • なぜ、英語での発信力を持った人が増えてほしいのか?

メディアがあまり伝えていない日本の状況を、自分の言葉で世界に発信する人が増えてほしいからです。
ひいては日本社会を、さらに日本のメディアを変えてほしいです。
たとえば、日本の生活保護制度が、世界の先進国の公的扶助とくらべて実のところどうなのか。生活保護利用者たち本人の言葉で、世界に伝わってほしいところです。驚かれ呆れられることで、日本社会は少しずつでも変わらざるを得なくなるでしょう。
しかし、言語の壁という如何ともしがたいものを、どう乗り越えればいいのでしょうか? 高等教育を受けていても、外国語での発信はままならない人が多いのに。 

今、不完全といえども、「Google翻訳」などのWeb翻訳システムが存在します。
不完全な英語でも、英語のコンテンツが存在すれば、英語圏から気づかれる可能性は高くなります。
「なんか大事なこと書いてあるっぽいけどイミフ」と相手が思ってくれたら、メールで問い合わせてくれるかもしれませんしね。
 
  • でも、フツーにWeb翻訳システムを使うだけでは無理 

日本語で書かれた文章をWeb翻訳システムに通すと、「ああ、アレだな」と丸分かりの外国語文章が出来てしまいます。
逆もまた真。「Web翻訳だな」と丸分かりの日本語文章になりますが、英語から日本語への場合は少しだけマシです。利用者が多いので、翻訳システムが日本語を理解する機会も多いわけです。また、英語のロジックは文に書き込まれているも同然なので分かりやすいからです。

逆にいうと、Web翻訳システムで「読める英語の文章」を作るには、
  1. 日本語は英語のロジックに変形して食べさせる
  2. 翻訳システムが何を知らないか理解し、理解を助けてあげる
の二点を心がければよい、ということになります。 
 
  • やってみましょう ~Google翻訳で英語にしてみる前に

お題は、こちらの文章です。
赤文字で示したのは、明らかに英語圏ではイミフな内容。カニだけに赤くしてみたくなりました。
黄色マーカーで示したのは、かなりの説明や言い換えが必要そうな内容です。
 
食材偽装問題が、ときどき世の中を騒がせる大きなスキャンダルとなっている。毛ガニだと思って大枚はたいて有難く食べていたものが「実はカニカマでした」では、たまったものではない。
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に仕入れ価格を値切られたら、どうだろうか? 同様に、たまったものではないだろう。
物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省は「生活扶助相当CPI」という独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。

日本人には、毛ガニの高級感と「実はカニカマでした」と判明したときの怒りを説明する必要はないでしょう、食べ物の恨みは恐ろしいものですし(笑) しかし、同様の説明が英語圏で通じるかどうかは疑問です。「高級牛肉ステーキだと思っていたものが豚のクズ肉だった」 とでもしましょうか(食べた瞬間に分かりすぎる気もしますが)。とりあえず英語圏が相手なら、例え話に出てくる食べ物について、宗教的禁忌に神経質になる必要はないだろうと思います。
 
「生活扶助相当CPI」は、日本人でも「なんじゃそれは?」という方が多いでしょう。ここは「生活保護受給者に対する(厚生労働省)独自の物価指数」とします。公的扶助は先進国ならどこにでもありますが、日本の生活保護そのものに該当する制度は、ほぼ、他の先進国には存在しません。このため、生活保護自体に説明が必要だったりもするのですが、それはさておきます。
以上の書き換えを行うと、お題の文章は以下のようになります。
 
食材偽装問題が、ときどき世の中を騒がせる大きなスキャンダルとなっている。高級牛肉ステーキだと思って大枚はたいて有難く食べていたものが「実は豚のクズ肉でした」では、たまったものではない。
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に仕入れ価格を値切られたら、どうだろうか? 同様に、たまったものではないだろう。
物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省は生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。

  • あまり深く考えず、まずはGoogle翻訳で英語にしてみて、明らかな誤解を探す

では、お題の文章をGoogle翻訳で英訳。
「ああ、Google先生わかんなかったのね」という箇所を探します(ピンクのマーカー)
 
 Food impersonation problem, has become a major scandal that sometimes Sawagaseru the world. In I think the luxury beef steak that had eaten grateful to Hatay good money "was actually debris meat of pig", not accumulated.
So, what if the If price index impersonation? But in fact it is going on inflation, is that deflation is happening, for example, When the Negira the purchase price to the customer, but what? Similarly, it would not accumulated.
Impersonation of the price index is not a story of the assumption that "If". 2013, Ministry of Health, Labour and Welfare, under the pretext of introducing its own price index for welfare recipients, was "about 5% of deflation was seen." And, as a reason for this deflation, lowered the life protection standards. Yasuhiko Shirai of the journalist is saying to the "price disguised by the Ministry of Health, Labour and Welfare".

「その程度でも英文読むのはイヤ」という方は、その英訳を日本語訳させてみましょう。
イミフすぎる部分、つまりGoogle先生がわからなかったと思われる部分のうち、用語そのものがわからなかったと思われる部分にマーカーを引いておきます。
また、構文が誤解されているらしい部分に、アンダーラインを引いておきます。
 
食品偽装問題は、時には世界Sawagaseru主要なスキャンダルとなっています。私はハタイ良いお金に感謝して食べていた高級ビーフステーキを考えるには蓄積されない、「実際に豚の破片の肉でした」。
だから、どのような場合物価指数の偽装たら? しかし、実際には、それはインフレに起こっている、デフレが例えば、起こっているされていることを、ときNegira購入価格、顧客へのが、何?同様に、それが蓄積されないだろう。
物価指数の偽装は、「もし」という仮定の話ではありません。 2013年、厚生労働省は、生活保護受給者のための独自の物価指数を導入する口実の下で、「デフレの約5%が見られた。」でしたそして、このデフレの理由として、生活保護基準を下げました。ジャーナリストの康彦白井は「厚生労働省変装価格」に言っています。

日本語がどれだけ、外国人にとって言語障壁なのか。よくわかりますね。
 
  • 誤解されにくい日本語に 

まずは用語。
とにかく、Google先生に分かっていただける日本語に書き換えます。
イミフ度を上げていると思われる形容詞は、問題ない範囲で削除しちゃいましょう。
また、「たまったもの」は「accumulation(蓄積)」と翻訳されてしまいました。たしかに「たまった」ものではありますが、意味がかなり違います。
 
「世の中を騒がせる大きなスキャンダル」→「スキャンダル」
「大枚をはたく」→「高い代金を払う」
「仕入れ価格を値切られる」→「値下げを要求される」 
「たまったものではない」→「耐えられない」

お題の文章は、以下のようになります。
 
食材偽装問題が、ときどきスキャンダルとなっている。高級牛肉ステーキだと思って高い代金を払って有難く食べていたものが「実は豚のクズ肉でした」では耐えられない。
では、もしも物価指数が偽装されたらどうだろうか? 実際にはインフレが起こっているのに、デフレが起こっていることにされて、たとえば取引先に値下げを要求されたら、どうだろうか? 同様に耐えられないだろう。
物価指数の偽装は、「もしも」という仮定の話ではない。2013年、厚生労働省、生活保護受給者に対する独自の物価指数を導入するという名目で、「約5%のデフレが見られた」とした。そして、このデフレを理由として、生活保護基準を引き下げた。ジャーナリストの白井康彦は「厚生労働省による物価偽装」とまで言っている。

Google先生、英訳してくださいな。
 
Food impersonation problem, have sometimes become a scandal. Luxury beef steak but I thought that was eating appreciate paying a high price and can not withstand the "was actually debris meat of swine".
So, what if the If price index impersonation? But in fact has happened is inflation, is that deflation is happening, for example, when asked the price cuts to customers, but what? It will not likewise endure.
Impersonation of the price index is not a story of the assumption that "If". 2013, Ministry of Health, Labour and Welfare, under the pretext of introducing its own price index for welfare recipients, was "about 5% of deflation was seen." And, as a reason for this deflation, lowered the life protection standards. Yasuhiko Shirai of the journalist is saying to the "price disguised by the Ministry of Health, Labour and Welfare".

Google先生、その英訳を日本語訳してくださいな(アンダーライン部分は、Google先生の誤解です)。 
 
食品偽装問題は、時にはスキャンダルとなっています。高級ビーフステーキが、私はそれは高い代償を払う感謝し、「実際に豚の屑肉だった」耐えられない食べていたと思いました。
だから、どのような場合物価指数の偽装たら?しかし、実際に起こっている、インフレでは、価格の顧客へのカットが、何を尋ねられたとき、デフレは、例えば、何が起こっているということですか?それは同様に耐えられないだろう。
物価指数の偽装は、「もし」という仮定の話ではありません。 2013年、厚生労働省は、生活保護受給者のための独自の物価指数を導入する口実の下で、「デフレの約5%が見られた。」でしたそして、このデフレの理由として、生活保護基準を下げました。ジャーナリストの康彦白井は「厚生労働省変装価格」に言っています。

英文、未だかなりイミフですが、「何が書いてあるらしいか」程度は分かるものになっていることをご理解いただけると思います。 

引き続き、後編で完成度を高めてみましょう。

以下、アフィリエイト。 

Cousera 英語ライティング入門のすすめ




2013年秋、Couseraの
「Crafting an Effective Writer: Tools of the Trade」
というコースを受講しました。
受験英語はなんとかなったものの、英語ライティングに苦手意識を持っている方に対し、
強くお勧めできるコースです。
2014年2月7日より、新規開講されるようです。
ご関心ある方は、どういうコースなのか、ぜひ見てみてください。

Cousera内 コース案内ページへのリンク
(英語。辞書を利用しても読めないようなら、受講は断念したほうがよいかも)
 
以下、お勧めできる理由です。

・内容が平易

最終的にはショートエッセイを一本仕上げるわけですが、
最初は初歩的な英作文が中心です。
中学英語が身についていればなんとかなるレベルです。

・しかし本格的
 
異文化コミュニケーションにあたって配慮すべきことが、
ほぼ網羅されている内容です。
また、さまざまなバックグラウンドを持つ他の受講生との
ピアレビュー・交流の機会も多数用意されています。

・習慣と自信が身につく 

一つ一つの課題は困難ではありませんが、
締め切りまでに終える必要があります。
終了すれば、英語での文章作成に取り組む習慣と、
「取り組めた」 自信が残ります。

英語ライティングに苦手意識を持っている方は、ぜひぜひ、受講のご検討を。 

TOEIC約800点までの道のり - 無理のない英語力増強、私の場合

「今年はTOEIC☆点!」を目標にされている方も多いかと思います。
そこで今回は、私のTOEIC攻略法、いえ、英語力増強法についてまとめてみることにします。
怠惰な私でもできることは、きっと、たいていの方にできるのではないかと思います。




●私のTOEICスコア

そんなにエラソーなことを言える英語力ではないことを、最初にお断りしておきます。
中学3年で英語落ちこぼれに。
以後、高校3年まで、英語の授業は全く分からないに近い状態が続きました。
大学受験を何とか乗り切り、
大学夜間部に通いながら22歳で研究所のテクニシャンの職を得て、
英語のマニュアル・英語の論文は自然に読めるように。
ふだん英語に触れる機会は皆無に近かった、典型的日本人です。

TOEICはだいたい、1年に1回くらい受けています。
最後に受験したTOEIC(2013年5月)が795点でした。
「TOEIC受けたら何点くらいなのかなあ」
を時々モニターする目的で、受験しています。
TOEICに向けた対策は、
過去には少し講じていた時期もありますが(直前に模試を数回解いてみる程度)、
現在は全く行っていません。
TOEICに特化した訓練をしたり、受験頻度を増やしたりすれば、
スコアはもっと伸ばせるだろうとは思います。
でも私は、英語力の増強・維持は大切にしていますけれども、
テストのスコアには、あまり興味がありません。
というわけで、TOEICに特化した勉強をする気はないのです。

●「TOEIC約800点」で何ができるか

・旅行英会話では、まず困りません。

・英語圏での ラジオ放送・周囲の人の雑談・字幕なしの映画 などの内容は、4~7割程度は聞き取れます。

・スライドや予稿とセットで、学会等のプレゼンが7~9割程度理解できます(内容によりますが)。

・英語での取材・インタビューが辛うじて可能です。

可能といっても

-対象について(日本語でも)充分な予備知識を持っている
-その分野の重要な単語・略語を知っている
 (たとえばアメリカの障害者福祉で、「ADA」を知らずに取材を始めるのは大変すぎます)
-相手が協力的

という条件下に限定されますが、取材を出来るか出来ないかは大違いです。

●なぜTOEICを選んでいるのか

どうせ受験するなら、「書く」「話す」のテストもあるTOEFLの方が良いと思っています。
TOEICを選んでいるのは、受験料が安いからです。
たとえば将来、TOEFLで
「ライティングのみ、1回7000円」
という受験が可能になったら、もちろん、そちらに飛びつくでしょう。

では、勉強法の話に移りましょう。

●語学に「飛び道具」はない

「特別に効率のよい勉強法を採用すれば、あっという間にペラペラに」
ということは、ありえないと考えておくべきです。
地道に知識を学び、身につけ、繰り返し、反射神経で使いこなせるようにする……の繰り返ししかありません。
スポーツやダンスの習得と同じです。

●「外国語を使えるようになる」とは?

「外国語を使える」を、

・「書く」「話す」においては、
「いちいち考えなくても、文法に則った構文に必要な単語を埋め込むことができる」

・「読む」「聞く」においては、
「いちいち考えなくても、文字列や音声の構造を構文に当てはめることができ、ついで文法にのっとって、単語の意味範囲のうちから適切なものを選択し、文脈・文意を適切に理解することができる」

と定義してみましょう。
どういう言語であっても、必要な基本的知識は、

基本的文法・基本的構文・単語(なるべくたくさん)

ということになりませんか?

●何が必要なのか

英語で言えば

中学3年までの文法・高校1年までに出てくる構文・4000語程度の語彙

を使いこなすことができれば、まあまあ「使える」と言えるのではないかと思われます。
(語彙は多ければ多いほど良いです。4000語は、やや不足かもしれません)

●合言葉は「やらないよりマシ!」

・一日一記事でいいから、英語記事を読む
・一日一分でいいから、英語ニュースを聴く
・英会話アプリ・単語力増強アプリをスマホにインストールしておき、週に5分でも起動する

というようなことでいいんです。
重要なことは、

無理なく続けられる・イヤにならない・効果が見えるように


です。
具体的には

今のレベルで無理なく理解できる教材を選ぶ

です。
人に話したら笑われるような「低レベル」? 上等! です。

「意味がほとんどわからない」「何回も辞書に当たらなくてはならない」では、
無理がありますし、イヤになります。
イヤになったら、続けられません。
続けられなければ、いつまでも効果は見えてきません。

●習慣に組み込んだら強い

移動・トイレ・睡眠 といった、生きている限り必ずついて回る習慣に、
勉強をくっつけてしまえば、しめたもの。

●TOEIC本番攻略法 

・リスニング

・「英語を聴く」に対する集中力を1時間維持できるように訓練しておく。
 既に内容を知っているニュースや朗読で大丈夫です。
 TOEIC前の1週間、英語の音声を1時間連続して聴く機会を、3回程度は作れるといいですね。

・一問「失敗した」と感じても、さっさと「また次があるさ」と気持ちを切り替える。

・リスニングが終わったところで、1分くらい目を閉じて小休憩を取る。
 (くれぐれも熟睡してしまわないように)

・リーディング 

読解問題(長文)→読解問題(短文)→文法・穴埋め問題

の順に取り組めば、最後に
「時間が足りない!」
と慌てることがなくなります。

以上です。
いかがでしょうか? 
「これなら、自分も絶対できそう!」
と思われたのではないでしょうか? 
私は本当にこれだけで(TOEIC向けの勉強は「直前に模試を解いてみる」を数回やったことがあるのみ)、
TOEICで約800点が取れるようになりました。

楽しく頑張りましょう。
人生に英語が必要だと思うのならば。 
私も、もっともっと高いレベルで使えるようになることを目指して、努力を続けています。 

●おまけ:おすすめ教材

最後に、私が見たこと・使ったことのある教材・書籍から、お勧めできるものをいくつか紹介します。
画像はAmazon・楽天の商品ページににリンクされています。クリックしてお買い上げいただくと、私に若干の手数料が入ります。 

・中学・高校1年レベルまでの文法・構文の復習

-NHKの語学番組は、いずれもお勧めできます。
 ご自分のレベルに適したものが、必ずあるでしょう。

-書籍を購入されるのならば、ぜひ大西泰斗さんのご著書を一冊。

【送料無料】一億人の英文法 [ 大西泰斗 ]

【送料無料】一億人の英文法 [ 大西泰斗 ]
価格:1,890円(税込、送料込)


-机に向かってする「勉強」に抵抗のない方なら、ふつうの「お勉強」の本が最も効率的でしょう。


 

・語彙力増強

4000語程度までだったら、
チェックリストを片っ端から見るような方法で「うろ覚え」状態に持っていくだけでも
充分ではないかと思います。





「うろ覚え」した単語の記憶を定着させやすくするためには、「読む」習慣を増強することです。
というわけで、次は読み物について。

・読み物

-VOA Learning English

楽しく、初学者への至れり尽くせりの配慮があり、しかも無料。

-オックスフォード大学が出版しているレベル別読み物シリーズ

ネット書店を「Oxford level」で検索すると見つけやすいです。
読み物として面白いので、すいすい読めます。

↓は、400語レベルで書かれた「オペラ座の怪人」。



・リスニング教材

-レベル別: NHKの語学番組

-初心者: VOA Learning English

-腕だめし: BBC News

-関心あることを面白く: TED

・英語を「使える」ようにするために 

批判もありますが、この一冊は読んでおく価値があります。
(読んで実行すればさらによし)

 
・「話す」「書く」は?

自分が話さなくては(書かなくては)どうにもならない場面に身をおくのが一番です。
オンライン英会話学校・英会話カフェなどをフル活用すれば、
必要な機会を得ることは可能でしょう。 
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著書です(2009年-)
「おしゃべりなコンピュータ
 音声合成技術の現在と未来」
(共著 2015.4 丸善出版)


「いちばんやさしいアルゴリズムの本」
 (執筆協力・永島孝 2013.9 技術評論社)


「生活保護リアル」
(2013.7 日本評論社)

「生活保護リアル(Kindle版)」
あります。

「ソフト・エッジ」
(中嶋震氏との共著 2013.3 丸善ライブラリー)


「組込みエンジニアのためのハードウェア入門」
(共著 2009.10 技術評論社)

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東日本大震災後、
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