あと1週間ほどで18歳になる我が家の猫の摩耶。
まだ歯はかなり残っているのですが、17歳の後半あたりから付け根が歯肉炎になっている歯が少しずつ現れ、噛むのはしんどくなってきたようです。
慢性腎不全(13歳~)に糖尿病(15歳~)と基礎疾患があると、麻酔をかけて抜歯するわけにもいきません。
食事の内容を工夫することは、当然できます。というか、やっています。
しかしながら、食べてもらわないと、内容を工夫しても意味ありません。
そんなわけで、盛り付けや形状にも工夫しています。

歯のコンディションが悪い猫に、ウエットフードを食べさせるときの盛り付けです。
歯をなるべく使わずに上からパクリ、あるいは舌でペロリしやすいように、ということで。
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フードの銘柄は、たぶん「ねこまんま」です。


稜が3つなのは、途中で倒れないための工夫です。
スープ状にして完全に舐めて食べられるようにすると、どうも途中で「舌が疲れる」という感じになるようだし、身体に入るフードの量も少なめになりやすいです。
そこで、こんなふうにしています。
食いついてくれないときは、側面に削り節をまぶしたりなど(上にまぶすと、削り節だけ舐められてしまいます)。

本日のドライフード。
メディファス(老齢猫用)にシーバデュオを混ぜました。
シーバデュオは、ハサミで半分に切り、小粒のメディファスと大きさを揃えました。
これなら、歯の使えない摩耶がどちらも食べられ、噛まないと味わえないシーバデュオの中の「おいしいところ」も味わえます。
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猫の食欲が今ひとつのとき、シーバデュオやモンプチのように嗜好性の高いフードは強力な効果があるのですが、
「選り食いされ、他のフードは食べられなかった事件」
が起こるので、時間と気力に余裕があれば、こういうふうにしています。
そこまで出来ないときには、嗜好性の高いフードを食器の底に敷き、食べてもらいたいフードを上に乗せるようにします。
「匂いにつられてパクパク」させる作戦です。


摩耶、愛してるよっ! ずっとずっと、一緒にいようね。
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