我が家の猫の摩耶(女子・17歳6ヶ月)は、13歳のときに慢性腎不全(ステージIII)に罹患していることが発覚しました。
その後糖尿病にも罹患しました。
幸い、なんとか維持・管理を続けることができております。
慢性腎不全(4年4ヶ月目)も糖尿病(2年2ヶ月目)も発覚以後に大きく悪化させることなく、今日を迎えております。
毎朝、嬉しくてたまりません。摩耶と朝を迎えられることが。

さて、摩耶の慢性腎不全闘病に、サプリはこれまで
「きゃどっく」は製造中止となり、現在は下記製品に置き換わっているようすです。
もちろんこの他に、薬物療法・食餌療法も行ってきています。
薬物療法は今のところ
食餌療法は、「少しくらい、そのまま一般食を食べさせるよりはマシ」を目指すようにしています。
摩耶が慢性腎不全を発症した時、もうひとり慢性腎不全猫の悠(1998-2013)がいましたから、
「全面的に療法食に切り替える」
を試してみようとした時期もあるんですが、我が家の猫たちには受け入れてもらえませんでした。
そこで、一般食(なるべくシニア用)+リン吸収阻害アプリ(「Renalzin」「カリナール1」)で、
「ま、療法食に少しは近くなってるんじゃないかな?」
でいいことにしています。
それでこれだけ維持できているわけですから、少なくとも、うちの猫たちには悪くなかったんでしょう。
臨床獣医学の論文を読んだり、猫の闘病に関して調べられるものは調べてきたつもりなのですが、結局、家庭で無理なくできることは
「なるべくリンを吸収させないこと」
「腸内を弱酸性に保って、アンモニアがなるべく腎臓に回らないようにすること」
に尽きている感じです。
しかし、このところのポンド高で、Renalzinを購入する意欲がなくなりました。
日本に発送してくれる業者がイギリスにしか見当たらないし。
そもそも、普通の家庭で無理なく使えるようなお値段に抑えられています。
1ポンド150円程度だと、まとめ買いすれば、送料を含めて1ヶ月あたり700~1000円くらいの感じになります。
だったら、「ま、いっか」と思えるのですけど、1ポンド170円となると「うーん……」です。
いずれにしても、ペーストのRenalzinはドライフードには混ぜられないので、しばらく前から「よい」と評判の粉末サプリ「カリナール」を使ってみることにしました。「1」がリン吸収抑制剤、「2」が腸内で働く有用菌です。
「2」は17歳の摩耶・6歳の猫の瑠が共通して食べるドライフード・ウエットフードに混ぜ(それぞれ、1盛りあるいは1食あたり付属のスプーン1杯)、さらに摩耶のウエットフードには「1」も混ぜる(1食あたり付属のスプーン1杯)、という使い方です。
ドライフードは成猫用20%・高齢猫用80%の比率で混ぜ、6歳の瑠が好んで食事する場所に置く食器に成猫用がほとんど入るようにしています。
ウエットフードは、どこのスーパーでも無理なく入手できる製品を、シニア猫用を中心にいろいろと用いています。瑠はドライ党でウエットフードをあまり好まないので、シニア猫用でもあまり問題はないかと。
さて、「カリナール」を1.5ヶ月ほど使ってみて、摩耶の毎月の血液検査を2回経過したところでの感想です。
その後糖尿病にも罹患しました。
幸い、なんとか維持・管理を続けることができております。
慢性腎不全(4年4ヶ月目)も糖尿病(2年2ヶ月目)も発覚以後に大きく悪化させることなく、今日を迎えております。
毎朝、嬉しくてたまりません。摩耶と朝を迎えられることが。

さて、摩耶の慢性腎不全闘病に、サプリはこれまで
- Renalzin(食事からのリン吸収を抑制するペースト状のサプリ)
- きゃどっく(有用菌サプリ・粒状・ドライフードにちょっと混ぜる。匂いが強い。ウエットフードに混ぜると我が家の猫どもは嫌がる)
- 人間用ヨーグルト(ほんの少々をウエットフードに混ぜる)
「きゃどっく」は製造中止となり、現在は下記製品に置き換わっているようすです。
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もちろんこの他に、薬物療法・食餌療法も行ってきています。
薬物療法は今のところ
- 降圧剤(内服) アピナック 12.5 mg/日(2010年8月~)
- 皮下補液 65 ml(50 ml シリンジいっぱいいっぱい)/日(2012年11月~)
- インシュリン皮下注射(2012年11月~) 現在はレベミル 0.6 単位を朝晩
食餌療法は、「少しくらい、そのまま一般食を食べさせるよりはマシ」を目指すようにしています。
摩耶が慢性腎不全を発症した時、もうひとり慢性腎不全猫の悠(1998-2013)がいましたから、
「全面的に療法食に切り替える」
を試してみようとした時期もあるんですが、我が家の猫たちには受け入れてもらえませんでした。
そこで、一般食(なるべくシニア用)+リン吸収阻害アプリ(「Renalzin」「カリナール1」)で、
「ま、療法食に少しは近くなってるんじゃないかな?」
でいいことにしています。
それでこれだけ維持できているわけですから、少なくとも、うちの猫たちには悪くなかったんでしょう。
臨床獣医学の論文を読んだり、猫の闘病に関して調べられるものは調べてきたつもりなのですが、結局、家庭で無理なくできることは
「なるべくリンを吸収させないこと」
「腸内を弱酸性に保って、アンモニアがなるべく腎臓に回らないようにすること」
に尽きている感じです。
しかし、このところのポンド高で、Renalzinを購入する意欲がなくなりました。
日本に発送してくれる業者がイギリスにしか見当たらないし。
そもそも、普通の家庭で無理なく使えるようなお値段に抑えられています。
1ポンド150円程度だと、まとめ買いすれば、送料を含めて1ヶ月あたり700~1000円くらいの感じになります。
だったら、「ま、いっか」と思えるのですけど、1ポンド170円となると「うーん……」です。
いずれにしても、ペーストのRenalzinはドライフードには混ぜられないので、しばらく前から「よい」と評判の粉末サプリ「カリナール」を使ってみることにしました。「1」がリン吸収抑制剤、「2」が腸内で働く有用菌です。
「2」は17歳の摩耶・6歳の猫の瑠が共通して食べるドライフード・ウエットフードに混ぜ(それぞれ、1盛りあるいは1食あたり付属のスプーン1杯)、さらに摩耶のウエットフードには「1」も混ぜる(1食あたり付属のスプーン1杯)、という使い方です。
ドライフードは成猫用20%・高齢猫用80%の比率で混ぜ、6歳の瑠が好んで食事する場所に置く食器に成猫用がほとんど入るようにしています。
ウエットフードは、どこのスーパーでも無理なく入手できる製品を、シニア猫用を中心にいろいろと用いています。瑠はドライ党でウエットフードをあまり好まないので、シニア猫用でもあまり問題はないかと。
さて、「カリナール」を1.5ヶ月ほど使ってみて、摩耶の毎月の血液検査を2回経過したところでの感想です。
- 「1」、効果は確実に見られている様子。少なくとも摩耶のCRE・BUNは悪化していない。
- 「2」も効果てきめん。摩耶・瑠とも大便からアンモニア臭がしなくなっている。
- 問題はお値段。「2」をウエット・ドライの両方に混ぜていると、あっという間に減ってしまう。1ヶ月で使い切ってしまう感じ。これはイタい。
というわけで、今後はこんなふうにしてみる予定です。
- 「カリナール1」は引き続き、17歳の摩耶のウエットフードに混ぜて用いる。
- 「カリナール2」は割高感が激しいのでやめる。ドライフードにふりかける有用菌サプリは「きゃどっく」に戻し(一袋で3年くらいはラクショーでもちます。1日あたり耳かき3~5杯分ほど使えば、猫の便通は顕著に改善されます)、ウエットフードには人間用ヨーグルトをちらっと混ぜる。