精神の持病を持つ私は、
簡単なきっかけで、
精神の健康状態が
「ちょっと危なっかしいなあ」
という状況に陥ります。

精神の健康状態を危うくするきっかけが、
さまざまな機会にやってくることは
防ぎようがありません。

でも、そのような時に、
自分の抱えた負荷を減らすことはできます。
転職しなくても、
ストレスフルな状況をもたらす相手と対決しなくても、
カウンセラーや精神科医のところに行かなくても、
自分の心がけや考え方を変えなくても、
それは可能です。

やることは、たった3つ。
どれも、ごく簡単なことです。

・「ながら◯◯」をやめる
・「ついでに◯◯」をしない
・出来ればオフラインに


以下、その背景です。

・「ながら◯◯」をやめる

 「ながら◯◯」が脳に与える大きな負荷を
 軽視すべきではありません。
 マルチタスクには、
 タスクスケジューリングという負荷が
 ついてまわるのです。


・「ついでに◯◯」をしない


 「郵便物チェックのついでに、台所でコーヒーを飲んでくる」
 「通院のための一回の外出で、コンビニに行き、ついでに銀行に……」
 といったことも、
 調子が悪いときには避けたほうが良いと思います。
 「ついでに◯◯」は、
 肝心のメインの用事にとりかかる心理的ハードルを上げて、
 行動を億劫にします。
 すると、片付く用事も片付かなくなります。
 特に調子の悪いときには、
 「ついでに」と欲張らず、
 一つ一つを確実に片付けた方が効率的です。

・出来ればオフラインに

 言うまでもないでしょう。
 オンラインで動画・音楽を楽しむ場合には、
 動画・音楽の視聴以外は行わないようにします。
 アラートが鳴っても、メールやSNSのチェックはしません。
 本当の緊急の用事がある人が、
 メールやSNSといった、いつ反応あるか分からない手段を
 選ぶわけはないんですから。


ウツっぽい、精神状態が良好でないというときに、
これからの1時間か2時間だけでも、

・「ながら◯◯」をやめる
・「ついでに◯◯」をしない
・出来ればオフラインに


の3点セット、ぜひお試しを。

参考:精神の健康状態が危ういときに心がけていること