昨年末、湯タンポを購入しました。
容量1.8リットル程度の、小さめの製品です。
こういう感じです。


きっかけは、
北海道中部の寒い地域に住む生活保護当事者の方に、 
「冬の夜間でも暖房は使わない」
と聞いたことです。
その方は、 布団に湯タンポを入れれば、充分に暖かく眠れるそうです。

16歳8ヶ月の高齢猫がいる我が家では、
なるべく、冬の夜の暖房は切りたくありません。
エアコンは夜間、最低設定温度の16℃でつけっぱなしにしています。
湯タンポの必要性は感じたことがなかったのですが、
購入して、使い始めてみました。
寒い北海道で、湯タンポだけで眠れる……?

湯タンポの効果は絶大でした。
小さな湯タンポ一個を、就眠30分前に布団に入れておくと、
布団の中はホカホカです。
もしかすると東京だからホカホカなのであって、
北海道では、私にとってはパワー不足なのかもしれませんが。

さらに、足先を温めることができるだけではなく、
適宜動かして、ふくらはぎを温めたりすることもできるわけです。

 動かしにくい→動かさない→固まる→さらに動かしにくい 

の悪循環が起こっている脚の筋肉を、
温めたり、湯タンポの高さを利用して軽くストレッチしたりすることもできます。
そんなことをしているうちに、気持よく眠れてしまいます。
睡眠前の向精神薬、湯タンポ利用で、さらに減らせそうです。

たった一個の小さな湯タンポ、
なかなか偉大な、心身とものリハビリ器具であるようです。