みわよしこのなんでもブログ : 2014年AAAS年会

みわよしこのなんでもブログ

ライター・みわよしこのブログ。猫話、料理の話、車椅子での日常悲喜こもごも、時には真面目な記事も。アフィリエイトの実験場として割り切り、テーマは限定しません。


2014年AAAS年会

シカゴなう!(現地6日目)

昨晩は、旧知の高橋真理子さん(朝日新聞)にお誘いいただき、まずNISTEPのパーティーへ。何名かの方に軽くご挨拶したあと、シカゴのサイエンス・ライター協会主催のパーティーへ。大いに楽しみました。
サイエンス・ライター協会主催のパーティーのようすです。地上80階というロケーションでのパーティーでした。酒あり、ごちそうあり、ダンスあり。
うまくエスコートしてくださる男性が何人かいたので、私もダンスを楽しみました。もちろん車椅子に乗ったままですが。
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写りこんでいる猫の編みぐるみは、2013年3月に他界した我が家の猫・悠です(参考:「アンパンマンのマーチ」を愛した猫)。


●2014年2月16日
・午前
0:30には就寝、3:30にいったん目が覚めたのですが二度寝。7:00ごろ起きました。同行のYさん(研究者(生物物理学)・科学コミュニケータ)とユースホステルで朝食をいただき、AAAS年会会場へ。Yさんはルームメート(同じくAAAS年会に参加している大学院生(日本出身、米国の大学に留学中)と夜半まで話し込んでしまったそうです。
プレスルームに到着すると、まず配布物のチェック。プレスルームには、各大学・各機関が配布物を置いておくためのコーナーがあります。毎年、いろんな団体の配布物をお預かりしては設置したり配布したりしてきています。
今年は「saveMLAK」だけです。このバッジは毎回、たいへん好評です。チラシも、かなり持って行って頂けています。会期終了(2月17日)までに70枚くらいはハケそう。
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コーヒーコーナーのテーブルの上には、日本から持参した和三盆糖のお菓子とともに自分の名刺を置いておくなどして、さりげなく自分の宣伝も怠らないのであります。といいますか、あまりプレスルームに落ち着いていられないので、こういうふうに「来てますよー」と知らせて、パーティーなどで話しかけてもらうきっかけを作ったりとかしているわけなんですよ。
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今日は展示と「Family Science Days」を中心に。
午前中から午後2時30分くらいにかけて、展示会場・「Family Science Days(子どもを連れた家族を主対象とした科学展示がたくさん)」・ポスター発表(ふつうに学術発表。去年私もやりました)の会場をうろうろしていました。
やや体調不良気味、熱でもあるのかという感じではあったのですが、スターバックスのホットチリスープを一杯いただいたら、けろりと元気に。ああなんと現金な私。
こちら、スタバのホットチリスープ、5ドルなり。
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日本ブース(ジャパンパビリオン)、入り口すぐそばにありました。盛況。
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パロ大人気。
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でもちょっと、盛り込み過ぎの詰め込みすぎ感が。
他のブースは、もっとあっさりしています。ふらっと寄って、さらっとコミュニケーション、という感じなのですよね。
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そして Family Science Days。たくさんの子どもさんたち+親(絶対に親または準じる保護者が一緒。子どもだけで出かけさせるのは虐待とされる)が楽しんでいます。それを、うちの猫の故・悠に見せてやっております。
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・午後
展示コーナーでコーヒーをいただきつつ、同じテーブルに着いた「Family Science Days」来場者の方々に、それとなくバックグランドを聞くなど。
「親が科学者(大学教員)」といったパターンが、やはり多いのです。
このAAAS年会と似たようなものを、というコンセプトで、日本には「サイエンスアゴラ」がありますけれども、こちらもやはり、意識高い親とその子が多いんです。
いずれも無料。
生活保護世帯だったり就学援助を受けていたりする世帯のお子さんも経済的負担なしで楽しめるのではあるんですが、(「サイエンスアゴラ」はお台場の日本科学未来館で開催されるので、交通費はそれなりにかかりますが)、そもそも「存在を知らない」「行きたいと思わない」というところにハードルがあるんですよね。
ちなみにAAASは、「すべての子どもに充実した教育を」という活動も行っています。ただ、そういう活動をしているという情報が届きもしないという、如何ともしがたい壁が。
それでもまだ、解決しようという意気込みがあるだけ、すごいと思います。極東のどこかの国からは、そういう意欲が失われていると思われてなりません。
同席した韓国人親子と意気投合。釜山出身ということでした。私は福岡出身。近いですねえ、と盛り上がりました。
さらに、都市化とサイエンスコミュニケーションに関するセッションを1/3くらい聴講した後、プレス向けお別れパーティーに。
今日も元気だ、ワインとチーズがうまい。
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最初にスポンサー(南陽工科大学)挨拶。
「ノーフリーランチ! プロモーションを聞きなさいよ!」
という切り出しで大爆笑を取ってはじまる、楽しい挨拶でした。
挨拶が終わると、ただただ仲間で盛り上がるパーティー。
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このパーティーには正装で臨みました。こういう正装です。
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・夜
日本チームの打ち上げに混ぜていただき、あまり遅くならないうちに宿に戻る予定。おやすみなさいませ。

シカゴなう!(現地5日目)

●2014年2月15日(シカゴ時間)

AAAS年会、3日目です。

昨晩はプレスの皆さんとともに、チャーターバス数台に分乗してフィールド博物館へ。博物館の中でのパーティー、カブリジャーナリズム賞の授賞式、などなど楽しい時間を過ごしました。
車椅子用の入り口が雪でふさがっていて、同行のYさんともども、中に入るのに苦労したりといったこともありました。開いているエントランスには2階ぶんくらいの階段があります。
Yさんにお願いして、博物館スタッフにどうすればよいか聞いてきていただきました。最初、自動車用の入り口に回るように言われたのですが、そこから荷物用のエレベータに乗ったところで人感センサが機能してしまい、エレベータは動かず。結局、ぐるっと裏口に回って、そこから入れてもらってエレベータに乗りました。 ほぼ、このために広大なフィールド博物館の外周を3/4ほど回ったわけです。巻き添えを食ったYさん、すみませんでした。
この博物館への「おとなの遠足」については、改めてレポートしたいところです。

・AM 
24:30ごろ寝て、いったん4:30ごろ目覚めましたが、しっかり二度寝。目が覚めたら6:45。あわわわわ。慌てて身支度。顔を洗顔料で洗おうとして化粧水と洗顔料を間違える、洗った後の顔に化粧水だと思って洗顔料を塗ったくりかけてしまう、などなどのドタバタ。どうも調子がよくありません。Yさんも起きられはしたものの、持参したノートパソコンとタブレットが故障。なんだか二人ともついてない日のようです。
会場に向かい、ヘルムホルツ財団提供の朝食会へ。スクランブルエッグ、マフィン、ジャーマンポテト、ハム、コーヒーで朝食。
今日は記事化する目的でのセッション聴講が3つあります。午前中に2つ何とかこなしましたが、パワーはいつもの60%くらいという感じ。さらに悪いことに、帽子と手袋をどこかで落としてしまったようです(のちにトイレで発見)。とにかくお腹が空いているので、セブン-イレブンで帽子と手袋を買うことにして、Yさんと外に出ました。

・PM
いつもユースホステルとAAAS年会の会場の往復に使っている道筋にセブン-イレブンがあります。入ったら、安価でヌクヌク感いっぱいの手袋と帽子がありました。速攻で購入。タグもその場で切ってもらい、装着。ここまではよかったのです。
ところがセブンイレブンを出たところで、来た道を戻ったつもりで違う道をずんずん進んでしまうことになりました。途中で誤りに気づいて、ナビを頼りにもとの道に戻ろうとしましたが、シカゴの「ループ」と呼ばれる小規模環状線を半分くらいぐるっと歩くことに。まあ私は正確には、電動車椅子のモーターに頑張らせているわけですが。
Yさんと二人でハンバーガーショップに倒れこみ、Yさんはハンバーガーとポテト、私はシカゴドッグ。美味は美味だったんですが、とにかくもう「暖かいところでゆっくりしたい」の一心。
AAAS年会会場のプレスルームに戻り、わずかな時間ですが車椅子のバッテリーやデジカメのバッテリーを充電するなどして、3つめのセッションに。
終わったら、もう無理はしない。というかできないし。というわけで、プレスルームでヌクヌクとコーヒーをいただきつつ、写真の整理やバッテリー(いくつも)の充電をするなど。

・AF
地上80階のダイニングバーでパーティーだそうです。地元サイエンス・ライター協会が主催。行ってきまーす。アルコールが入ったら元気になるんじゃないかなあ……?
 

シカゴなう!(現地4日目)

●2014年2月14日(シカゴ時間)

日本は大雪で大変なことになっているようですね。確かシカゴは大寒波に襲われていたはずなのですが、私の滞在中は寒冷も雪も大したことなく済みそうです。除雪されてない場所がところどころにあり、ちょっとくらいは困るかな? 程度。

・昨晩のAAAS年会開会イベントにて

概ね1時間ほどの開会イベントで、AAAS(米国科学振興協会)のpresident(前・現・次期)、今回の年会開催に関係した方々によるスピーチ+プレゼンテーションが行われたのですが、シカゴ市長 Rahm Emanuel 氏によるスピーチが特に印象的かつ感動的だったので、そのスピーチの内容について書いておきます。
アメリカのすべての地域と同様、シカゴでも格差の拡大・貧困問題は深刻です。特に深刻なのは、マイノリティの子どもたちが充分な教育を受けられないことです。また、後期中等教育から職業生活への接続にも必ずしも成功していません。高校中退が多く見られ、中退しないまでも安定した職業生活の入り口に立つことのできない子どもたちが多いわけです。まるで極東のどこかの国そっくりの話です。
数多くの大学、数多くの有力企業が集まるシカゴ市では、大学と高校の連携を強めたり、高校生に対して企業でのインターンシップの機会を提供するなどの取り組みを続けてきました。来春(?)からは、すべての高校でコンピュータ・プログラミング教育を開始するそうです。それが21世紀を生きるのに必要なスキルだから。極東のどこかの国みたいに「生活保護世帯など低所得世帯の子どもは介護方面へ」といった話にはならず、フェアスタートが目指されているわけです。
もちろん、前期青年期になってから教育に力を入れるのもいいんですが、幼児期こそ重要です。Emanuel 氏は2010年にシカゴ市長になり、その年(だったかな)に、シカゴ市の4万人の該当年齢の幼児全員が幼稚園で教育を受けられるようにしたということです。
地元の科学愛好家・研究者などが数多く参加していたと思われるこの開会イベント、Emanuel 氏のスピーチに関する反応は非常に良かったです。「ああ、政治家が支持されるというのはこういうことなんだなあ」と思いました。氏が問題の一つ一つについて、具体的にどう取り組んだか、どういう達成がいつ得られたかを語るたびに、会場の雰囲気が暖かくなり、小さな拍手が起こるのです。そして最後、「4万人の幼児全員が幼稚園に」のくだりで、会場からは大きな拍手が湧き上がりました。
私はEmanuel氏について全然知りません。おそらくは選挙戦を、教育問題・貧困問題を掲げて戦ったのでしょう。そして公約の一つ一つを、地道に、確実に、実行してきたのでしょう。だから支持され、こういう場でスピーチすると大拍手になるのでしょう。
演説が大拍手を浴びる政治家は、日本にだっています。でも、支持のされかたも支持の内容も全然違うと思うのです。さまざまな問題はあっても、米国は成熟した市民社会であり、自分たちの問題を自分たちでなんとかしなくては、という気概をまだ持っているように思われます。対して、極東のどこかの国では……と溜息の漏れる思いでした。住民の意識も、住民がどのように・どのような政治家を選ぶかも、選ばれる政治家も、その政治家が何をするかも、何もかも違いすぎます。日本の社会が市民社会になることはあるのでしょうか。あってほしいと強く望みます。しかし舛添要一氏が都知事の東京都に暮らす障害者である私には、市民社会を望む以前に望まなくてはならないことがたくさんあります。自分の生存であったり、職業生活を可能にするレベルの日常生活であったり。私は、自分が(健常男性同様の意味で社会的存在として)生きていける日本・自分が(同前)生きていける東京・(同前)生きていける杉並区を望みますが、絶望的な気分になっています。


・閑話休題
今回のAAAS年会の会場となっている3つのホテルのあちこちに、こういう感じで、生フルーツ入りのミネラルウォーターが置いてあります。これはラズベリーとブルーベリー。ゴージャスです。
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しかしながら、街に出れば路上生活者や物乞いが多数。街を歩いていて上を見上げれば「子どもの5人に1人が飢えに直面しています」というポスターが。
米国という国は、まったく一面的な理解を拒む国だと思います。確かに、大きな格差と深刻な貧困問題は米国の一面ではあります。でも、日本にいて、そういう記事や書籍ばかりに接していると、米国を理解することはまったくできないのではないでしょうか。

・午前
6:40ごろ起床。ユースホステルで朝食(ベーグル、チーズ、オレンジジュース、コーヒー)を食べて部屋に戻ると、同行のY氏から「さっき起きた」とメッセージがありました。身支度し、1Fで落ちあい、AAAS年会会場へ。
プレスルームにて、毎年のAAAS年会参加の「主目的」といってもよいイベントである障害者支援プロジェクトのミーティングの準備。AAAS年会やAAASの取り組みについて書いた記事のコピー、日本の障害者をめぐる状況に関するレポートなどを用意。9:40ごろ準備終了。泥縄、です。
この猫型クリップ、たいへん好評でした。
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あたふたとミーティング会場へ。ミーティングは10:00から開始。用意した資料は関心を持って見ていただけました。記事の掲載誌と「生活保護リアル」をプロジェクトのリーダーに差し上げると大変喜んでもらえました。「生活保護リアル」の「はじめに」には、Virginia Stern さん(もとAAAS)に対する謝辞が書いてあります。1990年、米国でADA(アメリカ障害者法)が制定されたのですが、AAASはADAが制定される流れを作るのに大変力あった団体の一つでもあるのです。そのための運動を推し進めてきた一人が Virginia Stern さんです。退職されて数年が経過し、もうAAAS年会には参加されなくなって長いのですが、Sternさんとの出会いが私をどれだけ力づけたことか。もし、2011年のAAAS年会でのSternさんとの出会いがなかったら、私はたぶん「生活保護リアル」を書いていません。

・昼食
ミーティング終了後、展示会場へ。ジャパンブースをちょっと覗いて、別行動(セッション聴講・別の会議参加など)していたY氏と落ち合う。Y氏が「麺類食べたい」というので、Google先生に近隣のヌードルショップを尋ね、そこに行って画像4
みました。
麺類は東南アジア風・日本風・中央ヨーロッパ風などのバリエーションがあり(smallサイズ、各5ドル程度)、それに肉(ビーフ・ポーク)・エビをトッピングするシステム。私は「日本風焼きそば」を自称するものを選んでエビをトッピングしたところ、10ドル程度になりました。エビが高いのです。
麺は、腰のないウドン風の麺。小麦粉だけではなくコーンかポテトのスターチが入ってるのでは? というほど腰がありません。椎茸・ニンジン(ぶっとい千切り)・ブロッコリーが入っています。味付けは、タイ料理的にスパイシーな醤油ベースのちょっと甘いソース。上には焼いたエビ(小型のレッドタイガーか)が8尾ほど、ちんまりと散らされています。さらに生のモヤシがトッピングされています。なんとも形容しがたい食べ物でした。さらに量が多いのです。2/3ほど食べたところで、ギブアップ。うーっぷ。
Yさんは、パッタイを食べていました。トッピングはビーフ。そちらは大変美味そうでした。ううううう。


・午後
プレスルームで雑誌記事(来週発売だったかな)の校正。2ページに30ヶ所くらいの修正という、けっこう大変なお仕事。
その後はプレス向けティーパーティーに参加。
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2時間ほど続くパーティーなのですが、40分ほどで切り上げてプレスルームに。カメラの電池が切れてしまったので、充電です。
今日まで、セッションは一つも聴講していません。午後、一つくらいは聴講&取材したかったのですが、カメラ使えないのでは取材に支障があるし、充電を行っている横を離れたくないので、結局プレスルームに籠もり、明日以後(まだ3日ある)の聴講などの行動計画を練るのでありました。

・夜 
プレス向けパーティーに参加の予定。宿に帰ったらバタンキューと思われます。あ、昨晩はバテててシャワー浴びなかったから、今日は浴びなくちゃ。

シカゴなう!(現地3日目)

●2014年2月13日(シカゴ時間)

・午前
今日より、今回の渡米の主目的であるAAAS年会が始まりました。
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やや寝過ごして午前6時過ぎに起床、あたふたと朝食(リンゴ、パン、スープ)を食べました。昨晩不調で体調が懸念されたYさん(同行の研究者+科学コミュニケータ)、がっつり寝て体調はかなり復活したようです。まだちょっと疲れぎみで顔色も若干よくないのではありますが、昨晩ほどではなく、セーブすれば活動は可能な感じ。
というわけで、朝7時過ぎ、一緒にユースホステルを出て会場へ。プレス受付を済ませ、ちょっと遅刻したものの初日のプレス向け朝食会(朝7:45より)に参加。
その後はプレスルームでまったりしつつ、なぜか旧知の日本人(大学の広報担当者の方とか、米国駐在の新聞記者の方とか)と再会して旧交を温めたり、日本から持参した広報資料を資料配布コーナーに設置したりなど。
それから私は仕事モードに。来週金曜日(2/21)公開予定の「生活保護のリアル」校正、今回の米国滞在での(貧困問題の)取材先へのアポ確認など。今週の「生活保護のリアル」は休載です。すみません。
今日のシカゴは最高気温が1℃まで上昇するようです。(ここにしては)暖かい冬の一日でしょうか。

・午後
Yさんが会場(ホテル3つにまたがる)をくまなく探索するのに付き合う。ふだん行かないような場所にも行ってみて、知らなかったプログラム(たとえばシンポジウムの講演者向けの)の存在を知ったりなど。
私も、学会などの会場に行ったら、とりあえず全体をぐるっと回っては見るんですけど、それは
「多目的トイレはどこか」
「エレベータはどこだ」
をチェックするついで、という感じです。丁寧に端から端まで見るYさんのおかげで、新しい発見がいろいろ。個性って面白い。
そして会場の一角に、来場者の寄せ書きコーナーのようなものがあるのを発見。お題は「あなたはなぜ科学に魅せられるのですか?」。
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真面目なYさんは、真面目にコメント。
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私は「んなもん知るかい、科学が将来教えてくれるんじゃね?」とコメント。
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探索終了後、シカゴ市街に出て「牛角」シカゴ店筋向かいのサンドイッチ屋さんに入り、サンドイッチ・スープ・紅茶で昼食。お代は二人合わせて14ドルくらいだったか。
私が食べたのはこの「mini」サイズ。写真ではサイズ感が分かりませんが、量的にはドトールのイタリアンサンドの2倍~3倍くらいの感じ。お腹空いてたので、ぺろりん、でした。野菜たっぷり。美味しかったですよ。
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この後、会場のプレスルームに戻り、明日の障害者支援ミーティング(←AAASが非常に力を入れてきた活動の一つ)で配布する資料を、大慌てのアセアセで作っているところです。泥縄ですね、はい。

・夜 
プレジデントと豪華ゲストによる基調講演、参加者全員を対象としたパーティー、プレス向けパーティーに出席して宿泊先に戻る予定。帰ったらバタンキューと思われます。私もちょっとバテ気味です。今日は爆睡するぞ。

シカゴなう!(現地2日目)

●2014年2月12日(シカゴ時間)

・午前
目が覚めたら7:00。ああ、よく寝た。午前5:00起床が目標だったのに。
さっそく洗顔して朝食を食べに。
ベーグル・パン・シリアル・果物・牛乳・オレンジジュース・コーヒーなどを好きに取って食べるシステム。
この他に牛乳1杯、シリアル1杯。がっつり食べました。
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記事校正、メールでの連絡、取材アポ取りの電話、などなどで午前中は過ぎました。
ちなみに同行者のYさん(研究者(生物物理学)・科学コミュニケータ)は、もっと爆睡。11時近くになって起きてきました。相当疲れているようです。

泊まっているユースホステルのベッドルームから見える風景。目の前を「ループ」と呼ばれる鉄道が走っています。「乗り鉄」のYさんによると「まるで東急目蒲線」ということです。
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・午後
宿泊しているユースホステルのスタッフおすすめのピザ屋さんに行き、名物ディープディッシュピザを食べました。飲み物、ミネストローネ、ピザ1人前の組み合わせで約9ドル。
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スーパーで食材をチンタラと買い物した後、シカゴ美術館に1時間だけ。私は安藤広重と印象派に集中して観賞。若いころのルノワール、若いころのモネの作品が印象的でした。モネの「睡蓮」、若いころから時間をおいての3作品がたどれるように配置してあり、どうやって写実的描写が印象派的描写に変わっていったのかが時間的に追えました。たいへん面白かったです。
シカゴ美術館入り口の車いす用スロープは、なぜか立入禁止のロープが張ってありました。ひょいと持ち上げて下をくぐってスロープに入ると、そこはちゃんと除雪されており、問題なく入り口にたどりつけました。なんなんだー?
 
・夜 
Yさんと夕食を料理しました。今晩はビーフです。南米風に味付けしたビーフの塊、大人の4食分が10ドルくらい。
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昼間、酢と油を買ってきたので、出来ることのバリエーションが一気に広がりました。
で、いただきます、おいしいね……というところで、どうもYさんが超絶的に体調悪そうなのです。顔色は悪いし、フォーク持ったままウトウト。食事を食べきるなんて全く無理な感じだったので、すぐ寝るように強く勧めました。たぶん、早寝している……と思います(Yさんは男性。男女別部屋なので様子はわからない)。時差の大きな地域へのやや長期の旅行、強烈な寒冷、連れは車椅子……といったことが全部「はじめて」のYさん、それだけで体調を崩しても不思議ではないと思います。明日は少し元気になっているでしょうか。心配ですが、心配してもしょうがないので、私もさっさと寝ることにします。おやすみなさーい。
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 音声合成技術の現在と未来」
(共著 2015.4 丸善出版)


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 (執筆協力・永島孝 2013.9 技術評論社)


「生活保護リアル」
(2013.7 日本評論社)

「生活保護リアル(Kindle版)」
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「ソフト・エッジ」
(中嶋震氏との共著 2013.3 丸善ライブラリー)


「組込みエンジニアのためのハードウェア入門」
(共著 2009.10 技術評論社)

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