みわよしこのなんでもブログ : 2015年05月

みわよしこのなんでもブログ

ライター・みわよしこのブログ。猫話、料理の話、車椅子での日常悲喜こもごも、時には真面目な記事も。アフィリエイトの実験場として割り切り、テーマは限定しません。



2015年05月

[食]2015年5月28日の朝食 村井理子さん風オーブン焼きのリメイクは続くよ

2015年5月28日の朝食です。
味噌汁を作りながら(ダシは前々日の取りおき)、大根をすりおろしながら、野菜を刻んで大根おろしや味噌汁に参加させながら。
村井理子さん風オーブン焼きの残り野菜と卵を混ぜながら。
前日のグリンピースご飯と卵をレンジ加熱しながら。
合間に、猫たちに食事を与えながら。
なんだかだで15分くらい、ぐだぐだ時間かけちゃいました。
見た目かまうモチベーションは途中で尽きたので、ジップロックコンテナや納豆パックが並んでおります。これぞ家庭料理の醍醐味(何)。
右上、味噌汁の上にあるジップロックンテナの中身は、味噌汁に味噌を溶き入れる前に取り出した具候補。
ダシで煮られている具候補に、すりゴマ・レモン汁(瓶入り)・ピエトロの醤油ドレッシング少々を混ぜて一品として独立させました。
味噌汁にあれもこれも入れてしまう悪癖が直せず、味噌汁を「汁物」にするための苦肉の策として始めましたが、これがなかなか良い具合です。
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昨日のグリンピースご飯(レシピこちら)。
リヒートしても、また旨し。
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味噌汁。
具はズッキーニ、ピーマン、油揚げ、辛味大根(使いかけ)の保存性強化のために切り取った部分の細切り、乾燥ワカメ。
ズッキーニは角切りより、短冊切りの方がよかったかと反省。
味噌は赤6:麦3:米1くらい。暑くなったので赤味噌がンまいです。
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辛味大根おろし+ちりめんじゃこ。
思いつきで、半端に残っていたピーマンのみじん切り少々・梅肉(チューブ入り)を混ぜてみました。
ピーマンがさわやかな感じで、イケました。
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辛味大根おろし・ショウガ(チューブ入り)を混ぜた挽き割り納豆。
ピーマンみじん切りも、ちょっとだけ参加。悪くなかったです。
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冷蔵庫に残しておいた、村井理子さん風オーブン焼き(鮭・ヒラタケ・トマト・ピーマン・ズッキーニ・ナス)の野菜を卵1個と混ぜ、ご飯とともにレンジ加熱。
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ふー。今日も元気だ、ご飯がうまい♪
摩耶(18歳0ヶ月10日)も元気です。
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血圧も、良い感じです。
壊れかけの体重計が申告した今日の体重は、81.1kgくらいだったかな。
まあまあ順調に、ゆるゆる減量に成功しつつあるもよう。
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村井理子さん風オーブン焼き、「数日の保存食」として使いたい我が家の事情に合わせて工夫しているんですが、実はその際に最も参考になっているのは、辰巳芳子さんのご著書だったりします。
高価なので所有しておらず、必要な時に図書館に見に行っていますが、「仕込みもの」は所有したいです。

[猫ばか日記]摩耶の皮下補液・注射・服薬(拒否)のようす(動画)

2015年5月25日、来訪者があったときに、ちょうど猫の摩耶(18歳)の皮下補液・注射・服薬の時間となりました。
動画を撮っていただきました。

皮下補液は、電子レンジで猫肌より少し熱め(39℃くらい)に温めてあります。人間用と同じリンゲル液です。
注射はインシュリンです。
薬は、「ピルポケット」にくるんであります。
いつもはパクリと食べてくれますが、この日は拒否られました。あとで飲んでくれましたけど。

 
現在18歳の摩耶は、13歳で慢性腎不全 (ステージIII)が発覚。15歳で糖尿病を発症。
慢性腎不全発覚のときは「もって2年かなあ」、糖尿病発症のときは「もって、あと1年かなあ」と覚悟しました。
論文に出ている回顧的研究から見ると、まあ、そんなものですので。
でも、そんな予測をはるかに越えて、摩耶さん、今日も高齢なりに元気に営業中。

摩耶の服薬に欠かせない、ピルポケット。
(うちは、かかりつけ獣医さんから買ってます。こんなに高くありません。確か1000円台)

[食]グリーンピースご飯で朝食

グリーンピースの季節も終わろうとする昨夜、スーパーでグリーンピース(サヤ入り)が見切り品100円になっていました。買わずにおれましょうか。
というわけで、今朝はグリーンピースご飯を炊くことになりました。 

前夜の下準備です。
左:水400cc+昆布5cm角くらい+塩4g+サヤから出したグリーンピース
右:研いでザルで水を切った白米400cc
室温25℃となると、「一晩室温でおいて」というわけにはいきません。
ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
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翌朝、鍋に白米と昆布だし(上の写真左側の液体)を入れて炊きました。
「蓋をしないでおいて強火で沸騰させ、米がまあ煮えて水分が飛んだところで蓋をして弱火10分、火を止めて蒸らし10分」
という、ごく普通(だと思う)の炊き方です。
グリーンピースは、蓋をする1分前くらい目安で入れます。
だしがら昆布は、別の料理で最終処理(笑)します。

ピースご飯が美味しく炊けたとさ♪
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食膳全体。
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味噌汁は、油揚げ・ナス(レンジ加熱して冷蔵しておいたものを利用)・マイタケ(ナスに同じ)・辛味大根ごく少々。
辛味大根1本は私の3~5食分になります。
おろした残りは冷蔵保存するわけですが、断面がギザギザしていると腐敗リスクが高まるので、包丁で薄く端を切り落として断面を平滑にし、アルコールスプレーを吹きかけておきます。
いや、夏の食事の支度で何が一番大事かって、食中毒出さないことだと思いますよ。
その切り落とした端っこは、ごく細い千切りにして味噌汁に参加させるわけです。
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 味噌汁に「あれもこれも」と入れて、汁物と言えない状態になりがちで、イヤだなあと思っていたんですが、先日、極めて姑息な解決策を見出しました。
味噌をとき入れる前に、ダシで煮られた具の大部分を別の皿に取り出して「野菜のダシ煮」ということにする、という手です。
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右:辛味大根おろしにチリメンジャコを混ぜたもの
下:挽き割り納豆に辛み大根おろしを混ぜたもの
左:タマネギとニンジンの浅漬を刻んで軽く塩抜きし、ピースご飯のだしがら昆布を刻んだものとともに、「ピエトロ」の醤油ドレッシング・チューブ入り梅肉・チューブ入りショウガを混ぜたもので和えたもの。おつまみに良さそう。
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生鮭・ヒラタケ・トマト・ナス・ズッキーニ・ピーマン・パセリを、数日前、村井理子さん風のオーブン焼きにしました。
冷たいまま皿に出しました。
バルサミコ酢でもかけたら「冷製!」と言い張れるかも。
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オーブン焼きした直後の姿(2015年5月24日)。
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2015年5月18日、無事に18歳の誕生日を迎えた摩耶(18歳0ヶ月9日)と。
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血圧もまあまあ。
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体重は80.6kg。ここ10日ほど、80kg前後をうろうろしています。
あまり意識的な減量はしておらず、
「減量につながるように、ストレスを感じないように、少しずつ生活習慣を見なおして変えて定着させる」
を心がけているだけですが、こういうのが一番長続きしやすく有効なのかもしれませんね。
1月に84kgだった体重が、4ヶ月で4kg減っていて、しかも減量に関するストレスを全く感じていないのです。

ダシ、削り節と昆布で引くことはもちろんできますが(というか、あんな簡単なことは誰でもできる)、冷凍冷蔵庫が140リットルと小さい上、食べる人が私一人しかいないので、引いたダシとだしがらの保存や再処理に困るんです。
試行錯誤の末、だしパックに落ち着きました。
こちらは粒子が細かく、だしがらの再利用がしやすく、わりとお勧めです。
 
野菜の浅漬は、
「水200cc+塩大さじ1杯+砂糖5g(スティックシュガー1本」 
に野菜をテキトーに入れて冷蔵保存、で簡単に作ってます。
参考書こちら。
 
野菜はだいたい、生協の野菜セットを利用しています。
「来たらすぐ、生食するものはポリ袋漬け、火を通して食べるものは肉か魚と一緒にオーブン焼き」
という方針にしてから、食べきれずに腐らせることが激減しました。 

[貧困問題][猫ばか日記]大阪・天満母子変死事件から満2年

本日は、大阪・天満で、若いお母さんと2歳の男の子が変死体で発見されてから満2年です。

その当時、我が家は新しい猫メンバーを迎え入れるところでした。
現在7歳の瑠(りゅう)です。


「りゅう」という名は、虐待を受けていた生家でつけられていました。
アニマルシェルターを経た彼が、我が家の一員となると決まったころに、大阪・天満母子変死事件が報道されました。
私は、亡くなった2歳のお子さん・瑠海君とお母さんのことを忘れないために、瑠海君から漢字の一文字をいただき、「りゅう」を「瑠」にしました。

瑠海君、お母さん。
亡くなられていたことが分かってから満2年の本日、改めてご冥福を祈ります。

充分すぎるほど過酷な幼少期を過ごしたものの、人間界でそんなことがあったとは知らない本日の瑠です。


[猫ばか日記]猫の注射・皮下補液の工夫

我が家では、2013年10月より、猫の摩耶(17歳11ヶ月28日)に皮下補液(1日1回)とインシュリン注射(朝夜2回)を行っています。
現在は、必要な日課であることを摩耶も理解しているので、「大げさに嫌がってみるテスト」が時々ある程度。
基本、たいへん協力的です。
ここまでのプロセスと、tipsをまとめてみることにしました。
なお、猫の在宅皮下補液療法の詳細は、
ぎゃおす王国:自宅での皮下補液
をご覧ください。私も、たいへん参考にさせていただきました。

摩耶18歳の誕生日を、無事に一緒に迎えられそうなのが、とにかく嬉しいのです。
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1.「やらねばならぬことがあるんだよ!」時代(2012年10月~11月)

インシュリン注射は一瞬で終わるので、まだやりやすいのですが、皮下補液はたいへん嫌がられました。
当初は点滴ラインを使用していましたので、時間もかかりました。
摩耶の頭にタオルをかぶせ、首周りをマジックベルトで軽く固定した上で箱に入れ、箱の中で皮下補液をしていました。
猫は目と口を塞がれると、抵抗はするものの、有効な噛み付き・猫パンチにはつながりにくいのです。
そのうちに、摩耶は「これは自分の身体にとって良いこと」と理解したので、だんだん抵抗のトーンが下がりました。
11月後半に入ると、目隠しが不要になり、ついで箱も不要になりました。

2.シリンジに切り替えて時間短縮+カウントダウンで経過を可視化(2012年12月)

このころ、ペットシッターさんの勧めもあり、点滴ではなくシリンジで注入する方法に切り替えました。
1分程度で終わるようになったため、摩耶はあまり抵抗しなくなりました。
それでも、針を刺されると「やはりイヤ」という感じになり、背中にシリンジをぶら下げたまま家の中を走り回られたこともあります。
「いつ終わるのかが読めると少しはガマンしやすいかな?」
と考え、私は残り容量のカウントダウンをするようになりました。
いつも同じ順序で出てくる
「50、40、30、20、15、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!」
は、摩耶のツボだったようで、抵抗らしい抵抗はほとんどされなくなりました。

3.「猫肌のお燗」(2013年1月?)

ついで、私は補液剤を電子レンジで「お燗」するようになりました。
冷たい補液剤が入ってくるのは、やっぱりイヤな感じのようだったので。
500Wで13~20秒(室温による)の「お燗」で、65cc(50ccシリンジ一杯)の補液剤が、だいたい39℃程度になります。
39℃くらい、猫肌よりちょっと温かめが、摩耶の好みのようです。
お燗作戦は成功し、摩耶は皮下補液中に膝の上で「うっとり」という表情を浮かべるようになりました。

4.保定が不要に(2013年4月?)

シリンジに切り替えてからは、摩耶を膝に乗せて皮下補液を行っています。
当初はしっかり片腕で保定していたのですが、あるときから、保定しなくても逃げたり暴れたりしなくなりました。
今、暴れる素振りを見せることがあるとしたら、「お燗」のぐあいが少し気に入らない時くらいです。

5.カウントダウンから歌へ(2014年1月ごろ?)
 
カウントダウンしながら
「はい、あと30! がんばろう!」
とか言っているうちに、自然に歌ができました。
がんばろう がんばろう がんばれがんばれ 摩耶ちゃん 
がんばろう がんばろう がんばれがんばれ 摩耶ちゃん 
いい子にしてたら すぐ終わる
悪い子にしてたら 終わらない
いい子にしてたら いいことあるんだよ
がんばろう がんばろう がんばれがんばれ 摩耶ちゃん 
がんばろう がんばろう がんばれがんばれ 摩耶ちゃん 

という、極めて他愛ない歌です。
歌い終わるころに、シリンジの目盛りは概ね残り10cc程度になっているので、
「10、9、8、……、 0!」
とカウントダウンをくっつけています。 
現在はさらに
どうぶつぎゃくたい どうぶつぎゃくたい たいへんだ たいへんだ
という序曲もあり、摩耶を膝に乗せて注射針を刺すときに歌っています。
「始まり」「経過」「終わり」を摩耶が理解できるように行っていたモロモロが、今は歌になっているというわけです。

その他役に立ったこと

・行為の意味を日本語で教える 

10年以上も人間と暮らしている猫は、ある程度の日本語は理解できます。
「これガマンしたら、摩耶ちゃんは元気で楽しいことがたくさんあるんだよ」
「しないと、調子悪くなるんだよ!」
などと話しかけながら行うと、猫の方も、
「自分のためにしてくれているのは間違いないんだよね、でもやっぱり、イヤだけど」
という感じになるようです。

・レディネスを作る工夫

不意打ちは誰だってイヤでしょう。
ましてや人間に不意打ちされる猫が、平気なわけはありません。
準備を察して逃げ隠れされると困るという状況だと、不意打ちせざるを得ないのですが、少しずつでも「不意打ち」でない方法に移行できるように工夫する余地はあると思います。
工夫の細かい試行錯誤は、かつて「はてなダイアリー」に数多く記録してきていましたので、そこを見れば探し出せると思いますが、あまりにも長期に渡る大量の記録を読む気力が,、今はありません。

・始まり・経過・終わりを理解させる工夫
 
上記の「カウントダウン作戦」「歌作戦」です。

・注入の方法の工夫 

猫による違いがありそうですが、摩耶の場合は
「最初に補液剤が入ってくる瞬間」
が、どうも気持ち悪いみたいです。
なので、最初の注入は極めて低速に行い、5ccあたり(針先の周辺が補液剤で囲まれたかな?)で少し加速し、はっきり補液溜まりが出来ていると思われる10ccあたりからさらに加速し、
「温かくて気持ちいい感じが背中に広がる」
を摩耶に味わってもらうようにしています。

・協力してもらう工夫

摩耶が逃げる構えを見せていると皮下補液は非常にやりにくいので、膝の上に「伏せ」をしてもらっています。
我が家では「ちゃんとすわる」と呼んでいます。
膝の上に普通に座っている摩耶に「ちゃんとすわって」というと、伏せてくれることがあります。その時は
「ありがとう!」
と感謝して撫でたり抱きしめたりして、協力に感謝します。
時には「ちゃんとすわって」という私に、「みゃあ!」という断固たる抵抗で答えることもある摩耶ですが、
「ちゃんとすわるの!」
と言いながら、腕で前足を動かして「伏せ」をさせると、不承不承ながら「ちゃんとすわる」の姿勢を取ってくれます。

・おまけ・注射スケジュール管理の工夫 

摩耶の朝晩のインシュリン注射は、Googleカレンダーの定期イベントにしています。
摩耶の場合、1回打ち忘れたからといって命に関わる事態はまず起こりません。
しかし、既に打ったことを忘れてもう1回打ってしまうと、低血糖で命に関わることになりかねません。
打ったらすぐ、GoogleカレンダーからGmailに送られているリマインドを消し、
「はい、次は夜(翌朝)ね」
と独り言を言います。
こうして「もう朝(夜)の注射は済んだ!」を確認し、記憶するようにしているわけです。
時間をずらす必要があったら、Googleカレンダー上で変更を行えば済みます。
Gmail+Gcal

これからも、ずっとずっと、この楽しい日課が続き、さらなる洗練と発展がありますように!

 
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(共著 2015.4 丸善出版)


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 (執筆協力・永島孝 2013.9 技術評論社)


「生活保護リアル」
(2013.7 日本評論社)

「生活保護リアル(Kindle版)」
あります。

「ソフト・エッジ」
(中嶋震氏との共著 2013.3 丸善ライブラリー)


「組込みエンジニアのためのハードウェア入門」
(共著 2009.10 技術評論社)

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