おせちの煮物用に用意したダシ汁が余ったので、何か煮ようと思い立ち。
冷蔵庫には、1丁分を半分に2分割した豆腐がありました。

よし。これを煮よう。
でも、柔らかい豆腐を食べたい感じではないし。

というわけで、豆腐を締める(水を抜く)ことにしました。

豆腐の面すべてに、台所用アルコールスプレーを噴霧して、ペーパータオルで包みます。夏はさらに塩をまぶすことも。

ペーパータオルで包んだ豆腐をタオルでぐるぐる巻きにし、ポリ袋に入れて冷蔵庫に放置。

8時間後。
デリカシーなく手で摘み上げられる固さに。

ショウガ薄切りとともに煮付けました。
美味でありました(^_^)


この「締め豆腐」は、京都の尼寺に伝わる精進料理の本で知りました。
かまどの灰を使って、時間をかけて締めた豆腐は格別とのこと。
水を抜くだけなら、もっとお手軽に出来るのでは? と思い、この方法を試してみたところ、大変具合よかったです。
以後、白和え用に豆腐の水抜きをするときも、この方法でやってます。