猫の摩耶、18歳の誕生日まで、あと2日です。
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昨日、2015年5月15日夜のこと。
修羅場続きで、猫には食・トイレ掃除・注射や服薬などの最低限のケアしかしてやれない日が続いておりました。
机に向かっていると、猫の摩耶がやってきて
「みゃ! みゃ!」
と声をあげるんです。 
「なあに?」
と聞くと、
「うぉわん(ごはん)」
 と答えます。でも、食事は与えたばかりでした。
摩耶はときどき、「蛇口から水を出して飲ませて欲しい」という意味で「おあん」「うぉわん」などと言うこともあるので、
「おみず?」
と聞いたところ、
「みゃ!」
と肯定しました。

そこで私は摩耶と一緒に浴室に向かうことにしたわけですが、摩耶、30cmほど進んでは立ち止まり、私の脚に身体をすりつけて、私の顔を見上げるのです。
そっか。
おかーさん忙しすぎたから、寂しかったんだな。
私は摩耶を撫でました。

摩耶は私の先に立って、振り返りながら「こっちに来て」と誘導し、また30cmか50cm進んだところで立ち止まり、私を待ち、追いついた私の脚にスリスリすることを繰り返しました。
5メートルも離れていない浴室まで到達するのに、3分ほどかかりました。楽しい道中でした。
じゃれ合いながらの道行は、浴室に入ってからも続きました。
蛇口から水を出してやると、摩耶は飲み始めたのですが、少し飲んでは私の顔を見て
「よそに行っちゃイヤ」
という顔をしました。 
はいはい付き合ってやろうじゃないの、と覚悟を決めたのですが、摩耶は30秒ほどで満足し、寝場所へと去って行きました。

こんな何でもないことが、たまらなく幸せなのです。

水を欲しがって「うぉ、わん(ごはん)」と言う摩耶の動画です。
 

摩耶が話せる日本語は「おかか」「ごはん」「うん」「いや」のみ。
カーチャンの私に似たのか、どうも語学センスは人並みというか猫並みのようです。