延べ4猫と暮らしてきた私、現在は摩耶(女子・17歳11ヶ月)・瑠(男子・6歳11ヶ月)と暮らしております。

摩耶と私。ただただ一緒にいられることが嬉しく、毎朝、こんな写真を撮っています。
13歳ごろから、慢性腎不全(5年目)・糖尿病(3年目)と高齢ゆえの病気を抱えるようになった摩耶には、毎日の医療的ケア(皮下補液・インシュリン注射(一日2回)・服薬)が欠かせません。
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瑠です。多頭飼育崩壊のお宅から救出され、シェルターで5年過ごした後、5歳で我が家にやってきました。
まだ私に抱っこはさせてくれません。
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摩耶と瑠は、たいへん仲良しです。
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本日午前、摩耶に皮下補液を行おうとしたところ、摩耶・瑠姉弟、頭脳戦の協力プレイで対抗してくれました。
私が準備を始めると、瑠が摩耶を寝室に誘い、ふたりでベッドの下に入りました。
摩耶を奥に。瑠が手前に。瑠は私にガン飛ばして「こっち来るな!」と意思表示。
瑠、お姉ちゃんを守らなきゃと思ったようです。
ところが私が近寄ると、逃げてしまうお根性なしの瑠でありました。
その間に摩耶はさらに奥に潜り込みました。
ううむ。

摩耶の大好きなカツオ節を出し、袋をシャカシャカ言わせて
「おかかだよー」
と声をかけてみましたが、出てきません。
摩耶は、初めて発話した日本語の単語が「おああ(おかか)」だった、というほどカツオ節を愛好しておりますが、そのカツオ節も、今日の摩耶には有効でありません。
ううむ。
 
ふたりの大好物「カツオ棒(猫用の小型なまり節)」を取り出し
「カツオ棒だよー!」
と言うと、摩耶が出てきて、慎重に近寄ってきました。
本当にカツオ棒が出てくるのを見て、周囲に注意を払いながら食べ始めました。 
瑠も出てきて、摩耶に分けてくれないかとねだりましたが、摩耶は拒否。
もちろん瑠にも与えました。
 
食べ終わり、速攻でベッドの下に潜り込もうとする摩耶を身柄確保。
摩耶の医療的ケアのために自分で作った歌
「動物虐待たいへんだ」

「がんばれ摩耶ちゃん」
を歌いつつ、瑠に背中の後ろで
「にゃーっ!」
と抗議されつつ、摩耶の皮下補液・インシュリン注射・服薬は、今日も「粛々と」行われたのでありました。

こんなおバカな生活が続いてきて、今日も続いていることが、たまらなく幸せなのです。 

摩耶の服薬に欠かせない「ピルポケット」。
ペースト状のスナックで、薬を包み込んで「おやつ」として飲み込んでもらえます。

私は、かかりつけ動物病院で買ってます。その方が安いので。
一部動物病院による動物用医薬品・療法食のネット通販には、多くの獣医さんが悩んでこられました。
その状態が数年間続いた後、現在、「ネット通販の方が安い」というケースは、ほとんど見られなくなっています。 
若干、動物病院の方が高いとしても
「かかりつけ動物病院との信頼関係を壊してまで、こだわる価値はあるか?」
という程度。
大切な家族に、必要な医療を必要なときに与えるためにも、かかりつけ動物病院との信頼関係、超重要。
というわけで、私は
「あああああ! 連休に入っちゃった!」
というような場面を除いて、 療法食やサプリは、かかりつけ動物病院に相談して取り寄せていただくようにしています。